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高野山東京別院
メッセージ
祈りの言葉の力
2008年03月01日
まだテレビが無く、ラジオだけだったころ、音声に混ってピーピーという電波音が聞こえた記憶が、お年寄りの方にはあるはずです。
これはモールス信号といい、昔は言葉を、断続する長短の電波音の組合わせに変えて、通信していました。
英語のSは「トントントン」、Oは「ツーツーツー」。そこで国際救難信号は、聞いて分かり易い・・・― ― ―・・・と決められました。これがSOSです。人間が決めた約束事ですが、これには即座に人を救援に向わせる不思議な力が潜んでいました。
漢字で綴られていますが、私たちが唱えるお経、特にお大師さまへの呼びかけである南無大師遍照金剛(御宝号)も、これに似ています。自分へのお願いばかりでなく、人へのための祈りにおいても、不思議な力があります。
底知れぬ不安が満ちている時代の今、祈り方を知らない人が増えましたが、どうぞ御宝号を忘れないでください。いつでもどこでも、南無大師遍照金剛…
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