金剛峯寺からのお知らせ
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「日本のヘレンケラー」と称される大石順教尼とその最後の弟子、日本画家 南正文さんの人生を描いたドキュメンタリー作品。
共に両腕がない二人。南さんは口筆で絵を描き、大石順教尼の教えを守ることで人生が開眼していく。ところが順教尼の亡き後その重圧から南さんの筆は止まる。心に障害を作らず、すべてを許し、時代を超越し運命を切り拓く。
包み込むような優しさ温かさ、溢れ出るエネルギー、凛とした美しさ、南正文さんの日本画は、南さん自身の生き方そのもの。
日本画とドキュメンタリー映画、どうぞ合わせてご覧ください。日時:令和7年5月3日(土・祝)~5月6日(火・休)
午前8時30分~午後4時30分
※最終日は午後4時まで
場所:総本山金剛峯寺 新別殿
※拝観料が必要です(中学生以上1,000円、小学生300円、未就学児無料)同時開催 南正文ドキュメンタリー映画「天から見れば」ダイジェスト版 無料上映会
主催:一般社団法人南正文よろこびの種を
協賛:口と足で描く芸術家協会
高野山真言宗総本山金剛峯寺
後援:和歌山県
和歌山県教育委員会 -
高野山は弘法大師さまによって開かれた1200年の歴史を有する修禅の道場です。
弘法大師さまの教えを実践的に学ぶ「高野山おとなの寺子屋」を開催いたします。
高野山において学びを通じて心を癒し、清々しい仏さまの知恵を授かりましょう。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。記
【開催日】
①令和7年5月17日(土)
②令和7年11月8日(土)
③令和8年2月28日(土)【会場】
高野山大師教会本部【開催時間】
10時30分~15時30分【参加費】
実費 6,000円(昼食代・資料代含む)【定員】
50名【申込期間】
各開催日より2カ月前より3週間、定員になり次第締め切り。【申込方法】
参加申込用紙に必要事項をご記入の上、郵送・FAX・ホームページよりお申し込みください。
参加者には申込締め切り後、参加賞を送付いたします。詳しくは 令和7年度 高野山教学講座 おとなの寺子屋をご覧下さい。
【お問い合わせ】
高野山真言宗 教学部教学課 おとなの寺子屋 係
Tel/0736-56-2014 Fax/0736-56-4640
(平日午前8時30分~午後5時) -
本年度 高野山 心の学び講座 開催内容を公開いたしました。
詳しくは サイト内「体験する/高野山心の学び講座」をご覧下さい。【お問い合わせ】
高野山真言宗社会人権局 社会課
電話/0736-56-2013 Fax/0736-56-2226
mail:shakaika@koyasan.or.jp
(平日午前8時30分~午後5時) -
高野千年の森 森林セラピー2025の情報を更新しましたので是非ご覧下さい。
詳しくは高野山寺領森林組合Webサイト内の高野千年の森 森林セラピー 2025を御覧ください。
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国の文化審議会(会長 島谷弘幸)は、令和7年3月21日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、135件の建造物を新たに登録するよう文部科学大臣に答申しました。この結果、官報告示を経て、登録有形文化財(建造物)は、14,567件となる予定です。
1 登録有形文化財(建造物)の新規登録
〇金剛峯寺 3件
金剛峯寺六角経蔵、金剛峯寺鐘楼、金剛峯寺浄水所
所有者:宗教法人金剛峯寺高野山は和歌山県北東部の山々に囲まれた盆地上に位置し、全域が金剛峯寺の境内地であり、その中心となる伽藍は「壇上伽藍」と称されている。
金剛峯寺六角経蔵はこの壇上伽藍内に建つ経蔵で、伽藍の中心となる金堂の南西に位置する。二重の六角経蔵で、昭和7年(1932)に竹中工務店の設計施工で再建された。鉄筋コンクリート造を主構造としながら、壁や軒は木造とする混構造である。回転させることで経典を読経した功徳を得るとされる大鉄輪を備え、参拝者は把手(取っ手)で押して鉄輪を回転させることができる。壇上伽藍にふさわしく伝統的で整った形姿の経蔵である。
鐘楼と浄水所は、高野山開創1150年記念大法会の事業の一環として昭和33年(1958)に建てられた。
鐘楼は金堂の南東に位置し、高野四郎の名で親しまれる大鐘を吊る。鉄筋コンクリート造で、高い基壇上に建ち、四方を吹き放しに造る。設計施工は株式会社あめりか屋である。金堂や根本大塔と調和するよう細部には復古的な意匠を採用する。軒まわりを華やかに造り、軒の出を深く取った堂々とした姿の鐘楼である。
浄水所は壇上伽藍東端の蛇腹道沿いに位置し、純白の外観が目を引く鉄筋コンクリート造の手水舎である。参道から南面に張り出した基壇上に建ち、四方を吹き放しに造り、中央に水盤を据える。正面を除く三方には、直線を基調とした刎高欄(はねこうらん)様の金属製手摺を建てる。簡明な造りながら要所に装飾を施し、壇上伽藍に相応しい意匠にまとめられた規模の大きな手水舎である。○登録基準=造形の規範となっているもの
※詳しくは 文化庁ホームページの文化審議会の答申(登録有形文化財(建造物)の登録)をご覧下さい。
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令和6年に高野山壇上伽藍(大伽藍)の諸堂が重要文化財に指定されました。壇上伽藍は、弘法大師空海(お大師さま)が開いた真言密教の世界を堂塔で表した、奥之院と並ぶ高野山の二大聖地です。壇場伽藍には多くの諸堂が建てられ、焼失と再興を繰り返し、現在の姿になりました。多くの僧侶や信仰する人々が、1200年の時を繋げてきた壇場伽藍の歴史と宝物の数々をぜひご覧ください。
また令和7年4月2日から以下の通り開館時間が変更となります。ご了承いただきますようお願いいたします。展覧会期間:令和7年4月2日(水)~6月29日(日)
前期:4月2日(水)~5月18日(日)
後期:5月20日(火)~6月29日(日)開館時間:9:00 ~ 17:00(入館受付 16:30 まで)
学芸員によるミュージアムトーク:4月12日(土)、6月14日(土) 14時~(約60分)
お坊さんによるミュージアム法話:5月17日(土)、6月7日(土) 13時~(約45分)高野山霊宝館
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■高野山の建物が国の登録有形文化財(建造物)に登録されました■
令和7年3月13日(木)、金剛峯寺9件と常喜院4件が正式に登録有形文化財に新たに登録されました。これで和歌山県内の国登録文化財の件数は378件となりました。
登録されたのは以下の13件です。
◆文化財の概要◆
〇金剛峯寺 9件
・奥殿(旧貴賓館) 木造平屋建、銅板葺 昭和8年(1933)
・別殿(旧別殿) 木造平屋建、銅板葺 昭和8年(1933)
・応接室(旧貴賓館附属浴室) 木造平屋建、銅板葺
昭和8年(1933)/昭和32年(1957)頃移築
・奥殿渡り廊下 木造平屋建、銅板葺
昭和8年(1933)/昭和32年(1957)頃増築
・阿字観堂 木造平屋建、銅板葺 昭和42年(1967)
・新書院 木造平屋建、銅板葺 大正前期/昭和32年(1957)移築
・真松庵 木造平屋建、銅板葺 昭和39年
・勅使門 木造、桧皮葺 昭和8年(1933)
・奥殿塀 木造、銅板葺 昭和8年(1933)〇常喜院 4件
・本堂(旧最勝院本堂) 土蔵造平屋建、銅板葺
江戸末期/昭和41年(1966)増築
・客殿 木造平屋建、銅板葺 明治前期/昭和41年(1966)増築
・拝殿 木造平屋建、銅板葺
明治43年(1910)頃/令和6年(2024)改修
・山門 木造、銅板葺、袖塀付 昭和30年(1955)頃※詳しくは 令和7年3月13日(号外 第50号)をご覧下さい。
登録有形文化財(建造物)とは
文化財登録制度は、近代を中心とする多くの様々な文化財を保護するため、平成8年の文化財保護法改正によって導入された。許可制を基本とする指定制度に対し、届出制による緩やかな保護制度で、登録により規制に強く縛られることはなく、建造物の
多様な活用を行いやすいことが特徴である。原則として建設後50年を経過した建造物のうち、一定の評価を得たものが対象となり、全国で既に14,000件を超える建造物が登録されている。
登録有形文化財(建造物)の登録基準は、「建設後50年を経過している」もので、かつ「国土の歴史的景観に寄与している」「造形の規範となっている」「再現することが容易でない」の三つの条件のうち、いずれかに当てはまるものとされている。登録を希望する場合は、所有者と地元自治体の教育委員会との連絡・調整を経て、専門家による調査を行ったうえで、文化庁に申請する。登録されると、保存・活用のために必要な修理の設計監理費の2分の1が国から補助されたり、家屋の固定資産税が2分の1に減免されたりするなどの優遇措置がある。なお、火災、地震による倒壊、所有者による取り壊し、重要文化財への指定などで、登録を抹消(まっしょう)されることもある。
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このたび高野山真言宗参与会では、より深くお大師さまのみ教えに触れられる、
初めての方でもわかりやすく、楽しく学べる講習会を開催いたします。
高野山の清浄な空気の中で、ゆったりとした時の流れを感じながら、
お大師さまのみ教えに触れ、自分自身と向き合う時間を設けてみませんか?記
【開催日】
令和7年3月14日(金)【行程予定】
9:30 受付
10:00 「高野山講座と阿字観」 藪 邦彦師
12:00 昼食
13:15 「初めての御詠歌教室」 立葉 了禅師
15:30 解散【募集人員】
最大50名(申込多数の場合は抽選になります)
※参与会員限定【参加費】
実費 1,000円(昼食代含む)【申込期間】
令和7年2月1(土)~2月28日(水)【申込方法】
下記サイトで要領をご確認の上、お申込みフォームでお申し込みいただくか、
申込用紙をダウンロードし、参与会事務局へFAXか郵送にてお申込みください。※詳しくは 参与会 春の講習会のお知らせをご覧下さい。
■お問い合わせ■
〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132
高野山真言宗参与会事務局
TEL 0736-56-2328(平日9:00~16:00)
参与会公式ホームページ -
2025年3月8日(土)に高野山デジタルミュージアムにて、曼荼羅について体感する特別なナイトイベントを開催いたします。
法話や阿字観瞑想、声明・御詠歌に親しむ各プログラムを通して、心安らぐ特別な時間をお過ごしいただけます。【講師】
総本山金剛峯寺・高野山真言宗
高野山執務公室長・御遠忌準備事務局長 藪邦彦師
権中僧正。福岡宗務支所下 篠栗88ヶ所霊場第10番札所 切幡寺住職。平成6年8月から平成29年3月まで金剛峯寺に奉職し、執行長公室課長、高野山開創1200年記念大法会事務局課長、昨年の弘法大師御誕生1250年記念大法会事務局長などを歴任。
令和3年7月から現職。
令和6年4月より御遠忌準備事務局長も兼職。総本山金剛峯寺・高野山真言宗
教学部次長 立葉了禅師
大僧都。高野山金剛峯寺、清荒神清澄寺での修行を経て三重県四日市市の大師之寺の住持となる。仏道に励みながら声明や御詠歌を広める活動を行い、国内外の著名な会場で公演を行っている。【プログラム1】
・阿字観瞑想
・会場:高野山デジタルミュージアム シアター
・開催時間:15:00~16:00
・講師:藪邦彦師
・定員:35名
・金額:3,000円(税込)
・概要: 阿字観瞑想を実施します。曼荼羅についての簡単な解説を聞いた後、その深い思想を実際に瞑想を通じて体感できます。リラックスしながら新たな気付きを得るひとときをお過ごしいただけます。【プログラム2】
・法話カフェ
・会場:高野山デジタルミュージアム カフェ
・開催時間:①16:00~17:00講師:藪邦彦師「いのち輝く 弘法大師のみ教え」
②19:30~20:30講師:立葉了禅師「法(のり)のともしび、お大師様の響き」
・定員:各回30名
・金額:3,500円(税込)※お飲み物、お菓子付
・概要: 美味しいお飲み物とお菓子を楽しみながら、曼荼羅に因んだ法話をお聞きいただけます。法話の後にはフリータイムを設け、僧侶との対話や参加者間の交流など心温まるひとときをお過ごしいただけます。【プログラム3】
・声明・御詠歌ライブ
・会場:高野山デジタルミュージアム シアター
・開催時間:18:30~19:30
・出演者:金剛流詠歌教師
・定員:35名
・金額:2,500円(税込)
・概要: 声明・御詠歌ライブを実施します。曼荼羅と仏教音楽についての簡単な解説と共に、美しい音楽を通じて曼荼羅の世界を感じる心休まるひとときをお過ごしいただけます。【申込】
下記サイトよりお申込み下さい。
高野山デジタルミュージアム コース一覧※各プログラムは独立しています。各プログラムごとにチケットが必要ですが、チケットサイトで複数のプログラムを選択して一度に申し込むことが可能です。
【締切】
2025年3月1日(土)18:00まで【お問合せ】
kdm_event@dmckoyasan.com【主催・協力】
主催:TOPPAN株式会社
協力:総本山金剛峯寺・株式会社DMC高野山